年間数百件に及ぶ経験上、ほとんどの原因と対応工事は下記だと思われます。
考えられる原因
①浄化槽の法定検査を実施していない。
②浄化槽の清掃を行っていない。
③浄化槽点検を金額で選んでいる。
やるべき処置の概要
①浄化槽の法定検査を実施する。
②年に一回の浄化槽の清掃を行う。
③信頼できる浄化槽点検業者様に依頼する。
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ブロアーポンプの点検調整をしています。
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詳細情報
浄化槽保守点検
浄化槽
浄化槽は雑排水と併せてし尿を処理する為の設備です。汚水中には様々な物質が含まれ、水中に固形物として存在しているものと、水に溶け込んでいるものの溶解性物質があります。
固形物は沈殿させるか、浮上させるかして取り除き、溶解性物質は、微生物によって取り除きます。
浄化槽は単独浄化槽と合併浄化槽に分類されます。浄化槽点検は都道府県知事の登録を受けた業者のみができます。
実際の業務を行う点検者は、浄化槽管理士保有者が行う事が浄化槽法で定められています。
浄化槽に関しては、正しい知識が必要です。浄化槽点検も、浄化槽修理も、工事も撤去もあらゆる事に対応
できるジェットに何でもご相談下さい。
浄化槽点検
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浄化槽はなぜ必要なのか
食事の後の洗い物、トイレの後の洗浄、お風呂や洗濯、水は私たちの生活に欠かせない存在です。日本では蛇口をひねれば当たり前のようにきれいな水が出てきます。この水で汚れを洗い流す、そして排出されるのが汚水及び生活排水です。
この汚水や生活排水をそのまま川や海に放流するとどうなるでしょうか。汚水・排水には、窒素分・リン分を含む有機物が大量に含まれています。大量の有機物が河川等に流入すると、これらをエサとする細菌類、さらにはその細菌類をエサとする微生物が大量発生します。
河川には微生物の死骸によってヘドロが蓄積し、さらに内湾などで微生物が大量に発生すると、赤潮と呼ばれる漁業災害へと発展する危険があります。現在あちこちで、川に鮭を呼び戻そう・蛍の飛び交う川にしようと浄化のプロジェクトが進行しています。しかしもっと身近なところから、住みよい街づくりは可能なのです。
汚水・排水を適切に処理することは、環境保全への第一歩です。
浄化槽のメンテナンス
浄化槽を設置すると、安定して水質浄化を行うための保守点検の義務が発生します。
水質の保全こそが浄化槽設置の目的であり、保守点検の目的です。
点検項目は、まず水質検査としてpH・残留塩素濃度・溶存酸素濃度・透視度等を測定するほか、付属機器類(ブロアポンプ等)の整備、臭気や害虫の発生調査などがあります。これらの項目はいずれも浄化槽を円滑に使用するために必要な条件です。
また故障による悪臭の発生、害虫の発生などはご近所付き合いのトラブルともなりかねない問題です。故障を未然に防ぐ為に、また万が一故障してしまったときに水質悪化につながらないようすばやく対処する為に定期的な保守点検を必ず行いましょう。