年間数百件に及ぶ経験上、ほとんどの原因と対応工事は下記だと思われます。
考えられる原因
①排水管の高圧清掃を行っていない。
②定期的に排水管清掃を行っていない。
③排水管が耐用年数を過ぎている。
④外部マスが劣化して隙間が空いている。
⑤外部マスから木の根が侵入している。
⑥外部排水管が破損して、土砂が入り込んでいる。
-
排水管に木の根が侵入しています。
やるべき処置の概要
①年1~2回の定期的な排水管清掃を行う。
②劣化した排水管の改修工事を行う。
③排水管の大規模修繕工事を行う。
④排水管内のカメラ調査を行う。
⑤排水管の劣化診断の調査を行う。
-
破損した排水マスを改修しました。(ビフォー)
-
破損した排水マスを改修しました。(アフター)
関連商品
排水管カメラ調査
排水管内へカメラを挿入して、汚れ具合や劣化状況を調査します。
詳細情報
概要
配管の老朽化が進み、応急処置的な管内洗浄や防錆処理では対応出来なくなってきたときに行うのが、配管更生工事や配管更新工事です。
配管更生工事は、事前の調査、診断を行い鋼管の残存肉厚がある程度確保されている場合に行うことができ、既存の鋼管を取り外すことなく工事ができるため費用、工事日数が抑えられ、安くて早いといった特徴があります。また、マンション等の場合には共用部だけでなく、専有部のお部屋1件からでも施工することが可能です。
給水管更生工事施工前
|
給水管更生工事研磨後
|
給水管更生工事ライニング後
|
配管更新工事は、既存のサビや腐食で劣化した鋼管を新管に取り換える工事です。現在は、硬質塩化ビニルライニング管や硬質塩化ビニル管、それに対応した硬質塩化ビニルライニングされた管継手も普及され、その耐用年数も数段に飛躍してきています。
建物内の主な配管は、給水管・給湯管・ガス管・排水管があります。
給水管・給湯管の法定耐用年数は約15年とされており、給水管・給湯管が劣化してくると、水道から赤水が出る、お風呂・洗面台等に青い色が付着する等の症状が表れてきます。赤水を飲み続けると健康への影響も出てきます。給水管・給湯管・排水管の劣化が進行すると管が腐食・破損し水漏れを起こします。
戸建の場合、長期間水漏れに気が付かず基礎・柱が腐食し最悪の場合建替えが必要になるかもしれません。
そこまでではなくても、白ありの発生原因・カビの発生など、様々な問題が出てきます。
集合住宅の場合は、下のお部屋が水浸しとなります。
上下階のお部屋で水漏れが原因による訴訟問題にまで発展したケースもあります。
生きていくためには欠かせない"水"。安心・快適な生活を過ごすために、ジェットにお任せください。
マンション給水管工事
|
ビル共用給水管工事
|
ビルーメーター廻り配管工事
|
フランジ配管工事
|
水道メーター交換工事
|
マンション排水管工事
|
鉄管排水管外観
|
鉄管排水管内サビ蓄積状況
|
屋上配管ラッキング劣化状況
|
Q&A
|
- 配管の破損などを自分で見付けることはできますか?
|
|
-
以下のような症状がある場合、破損の可能性があります。
・水道料金が急に高くなった。
・雨が降っていないのに地面が水で染みている。
・床材(フローリング・カーペット等)から水が染み出てくる。
・屋外排水桝周辺の地面が下がってきた。
|
|
- 突然水が噴き出してきたら、どうすればいいですか?
|
|
-
各水栓・トイレロータンクであれば、止水栓(ハンドル付きのもの、マイナスドライバーなどで回すものがあります)を閉めれば止まります。
止水栓が無い、分からない場合は、水道メーターの所のハンドルを右へ回らなくなるまで閉めると水が止まります。
それでも分からない、止まらない場合はすぐにご連絡ください。
|
|
- 給水管・給湯管の取替をすれば水漏れはしませんか?
|
|
-
お部屋の中で使用する給水管・給湯管は架橋ポリエチレン管を使用します。
この管は半永久的に劣化しない為、外的要因がなければ水漏れの心配はありません。
|
|
- 配管内の錆は洗浄で除去することはできますか?
|
|
-
できます。
しかし配管の劣化状況によっては、洗浄をすることで逆に配管が破損し水漏れする場合もありますので、その際は配管を入れ替えをお勧めします。
弊社では配管劣化診断を行い、更新なのか洗浄なのかの判断をすることも出来ます。
|
|
- 工事期間はどの位ですか?工事期間中、水は使えますか?
|
|
-
戸建ての場合、集合住宅の場合や、配管の経路によって作業期間は変わってきます。
作業中に水のご使用はできませんが、施工時間は約30分~60分程度です。
作業後にはすぐに使用できるようになります。
|
|
- 工事後に不具合が出た場合はどうすればいいですか?
|
|
-
すぐにご連絡ください。原因調査を行い改善処置・追加工事を行います。
|
|
- 更生と更新、ライニングと入れ替えどっちがいい?
|
|
-
現場の状況によります。既存の配管を十分に調査し、判断させて頂きます。お客様にあった方法をご提案致しますのでご安心下さい。
|