年間数百件に及ぶ経験上、ほとんどの原因と対応工事は下記だと思われます。
考えられる原因
①ハトの休憩場所になっている。
②餌場が近くにある。
③寝蔵が近くにある。
④人が近づかないので警戒心が無い。
⑤近所でハトを飼っている。
⑥ハト駆除をしていない。
やるべき処置の概要
①ハトが警戒心を持つように、人の出入りを多くする。
②ハトの糞は毎日、清掃する。
③ハトが浸入しないように、防護ネットを張る。
④糞の清掃、消毒、消臭。
⑤営巣場所のノミ・ダニ駆除。
⑥建物の広さ、大きさにより駆除方法を、ネット、スプレー忌避剤、針スパイクなどを駆使して駆除をする。
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ベランダに防護ネットを張っています。
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ベランダへの防護ネットが張り終わりました。
詳細情報
ハト・カラス駆除
概要
都市化の進行により、ハト・カラスなどの鳥類は本来の居場所を失い、建築物を棲家として利用するようになり、ビルやマンシ ョン、倉庫や工場、高架下や駅構内、寺院仏閣などの糞塵により、居住環境に甚大な被害が出始めています。 しかし、ハトやカラスなどの鳥類は「鳥獣保護法」によって守られているために、無許可での捕獲や捕殺は禁止されています。
糞による建物への被害
鳥の糞には尿酸が含まれているために強い酸性を示し、建物の外壁や階段などに腐食や黒ずみなどの被害を引き 起こしたり、床の糞による悪臭の発生や足元が滑り転倒する事故が発生します。
柱に溜まった鳥の糞
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屋根裏に住み着いたハト
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バルコニーのハトの糞
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巣による被害
巣には藁や小枝が使われるため、電光掲示板の火災事故。金属類を巣材とした場合には、送電線のショート事 故。巣材が排水管や雨樋に詰まる雨漏れ事故などが発生します。
糞による建物美術観と製品被害
建物の通路が糞で汚れた外観では、サービス業などのお店ではお客様を失うことになり、工場や商店では糞による商品の汚れで、再梱包や廃棄などの損害が生じます。
健康への被害
最大の被害は健康被害です。糞に直接触れたり、空気中に飛散した糞や糞塵を含んだ埃を吸い込むことで、有害な食中毒菌やウイルスを体内に取り込んでしまい、感染症やアレルギー症を引き起こします。特に怖い感染症 はクリプトコッカス症で免疫力の低下した老人や小さな子供では死に至る場合もあります。また、糞は鳥に寄生するダニなどの多くの害虫を誘引し温床となり、悪臭や衛生面の問題を起こします。
ハトやカラスなどの鳥害はどのように防げばよいのでしょうか。ハトやカラスなどの鳥類は、餌場や栄巣場所を中心に行動し、 その行動パターンは決まっています。また、被害内容により被害レベルの段階があります。その被害のレベルに合った対策が 必要です。
その対策とは、被害レベルで違って来ます。
1.ハトやカラスなどの餌場となる場所
2.休憩場所や待機場所になっている場所
3.寢ぐらになっている場所
4.栄巣場所になっている場所
などの場所に鳥害対策として、忌避剤の散布、ステンレスピンの設置、電気ショック、防鳥ネットなどの処置を施しますが、 被害レベルと鳥類の執着心から最適な防鳥対策を取らないと再発を招きます。 最適な防鳥対策は防鳥ネットの設置が一番です。最近のネットは、糸が細く視界を妨げません。お部屋の中からはもちろ んですが、外から見てもネットが張られていることが目立ちません
防鳥ネット取り付け前
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防鳥ネット取り付け後
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防鳥ネットを取り付けてあります。外観には何の変化もありません。
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鳥害対策のご相談は、鳥害対策の知識、防鳥対策の豊富な経験を持った、当社にご相談ください。鳥類糞の清掃と消毒、鳥害対策
まで、お客様のお悩みを一発解決いたします。ご連絡をお待ちしております。