年間数百件に及ぶ経験上、ほとんどの原因と対応工事は下記だと思われます。
考えられる原因
①水栓器具が老朽化している。
②水栓の消耗部分が劣化している。
③給水給湯管が劣化して穴が空いている。
やるべき処置の概要
①蛇口を新しい器具に交換する。
②シャワーホースを新しい部品に交換する。
③トイレのリフォームを検討する。
④浴室のリフォームを検討する。
⑤洗面台のリフォームを検討する。
⑥漏水調査を行う。
⑦給水給湯管を全て改修する。
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目に見えない箇所の漏水を最新の機械で調査します。
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建物ドック(排水管清掃と設備点検)
1年ごとの設備点検と排水管清掃で、安心・快適な生活を維持します。
詳細情報
エアコンの水漏れ
ドレン管の詰まり
特に夏場の大気中に湿度が高い時期に発生する事が多く、原因は室内機の熱交換器の下に付いているドレンパンに、綿ゴミやホコリが留まり、ドレン管に流れドレン管が詰まりドレンパンから溢れ、水漏れとなります。対策としては室内機の定期的な分解清掃とドレン管内の定期的洗浄が最善ですが、プロの技術力が必要です。
エアコン天井カセット型
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天井内チルドレン管洗浄
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ドレン管洗浄中
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ドレンポンプの故障
エアコンの天井カセット型・天井吊り型には、ドレン水を強制で排出する為のドレンポンプが付いています。そのドレンポンプが故障したり、綿ゴミやホコリで目詰まりをおこすと、ドレンパンより溢れた結露水が室内にこぼれ落ちてきます。修理したり点検するのには、専門的知識と技術が必要になります。専門の業者に修理依頼をして下さい。
冷媒ガス不足
エアコンは冷媒ガスで冷やしたり、温めたりして空気の温度調整をしています。その冷媒ガスが機械の寿命や配管継手の劣化等で漏れると、熱交換器に多量の霜が付着します。その霜が融けてドレンパイプで流れきれずに室内機の外に落ちてきます。専門の業者さんの点検・調査が必要です。
戸建住宅、集合住宅合
屋根・屋上・外壁からの浸水
お住まいの天井裏を上の階の給水管・給湯管・排水管・汚水管が通っています。その配管の劣化断裂・継手部分の劣化で水漏れを起こしている場合と、上階での排水溢れ水による場合とに別れます。屋上防水、屋根材各シーリングの劣化、壁部塗装の劣化、クラックによる浸水で室内に漏水してきます。
上階での溢れ水
浴室・洗面所・台所の排水口に油、生ゴミ、髪毛、綿ごみ等が詰まり水を床に溢れさせたことで、下階に水漏れがおこります。または配管が詰まったことで、排水管の関節部継手部から水漏れが生じます。台所の場合には食生活での動・植物油と洗浄剤が反応し、配管内で固形化して管壁にこびり付いて排水の流れを悪くして、詰まりがおこります。1年に1度は排水管の清掃が必要です。
一口伝言
ドレン管
ドレン管とは、エアコンの中にある熱交換器で生じた結露水をドレンパンに集めた水を室外に流し出す為の配管のことです。これは全てのエアコンに付いており、壁の中を通っているので室内からは見えませんが、エアコンの外機の脇に水が流れてくる配管があるのが、ドレン管と言われるものです。
耐用年数
エアコンの耐用年数は、おおむね10年です。使用頻度や室内環境によって変わってきますが、現在の機種は冷媒ガスが変更になり、電力消費量が昔の物と比べるとかなり抑えられているので、部品交換をして長く使うより新品に買い替えた方が長い目で見れば安くなります。
架橋ポリエチレン管とは
水道水に含まれている塩素にも強い耐食性を持ち、広い使用温度範囲で、耐寒性、耐熱性、に優れています。また鉄管や銅管のような電食を生じることもなく、長期に渡って使用出来る安全性の高い配管材です。